診断投薬関係

2:下山総裁の爾前行動並に関係者の言動 4

捜査の結果得たる事実

渋谷区千駄谷町五の九〇二東京鉄道病院(副院長医学博士関口六郎)下山総裁診断投薬関係本年六月十五日スト問題で疲労を覚えると云う事でビタミンB1C葡萄糖液20CCの注射をした。

同六月十九日(日)第二回目疲労感ありとの話しで前回同様の注射をした。別に睡眠剤が欲しいと云う事で、プロパリン〇・五、十包、を処方し就床三十分前一包ずつ服用方注意す。

同六月二十二日(水)第三回軽度の胃部疾病があると云うので胃薬一日分三包を処方すると不眠時に使用するから睡眠薬が貰いたいとの求めに応じ、プロパリソ〇・五、五包を持帰られた。

同六月二十六日(日)之の際もビタミンB1C注射、プロパリン〇・五、十包を持参し帰った、病名は軽度の神経衰弱症と胃炎。

他殺資料

コメントなし

自殺資料

コメントなし

備考

外川警部

資料解説

●(#010204)